『感情とのつきあい方』〜自己受容を深める方法〜

感情との向き合い方 学び

野口嘉則先生のオンライン塾4回目のテーマは、

『感情(気持ち)への向き合い方』についてです。

私たちは、嬉しい楽しい感情を味わう事もあれば、

思わず苛立ち、憤慨する感情を体験する事もあります。

今回は、野口嘉則先生から、「負の感情」への

対処方法を学びました。

気持ちの整理の仕方

 私たちは「負の感情」をダメな思考だと思いがちです。

ですが、「負の感情」と適切に向き合うことが、

心のケアや対人関係の解決の糸口となっていました。

カッとなって怒ったりイライラにしたりしすぎると、

相手や自分を責めてアクティングアウト(自分では抱えきれない感情や

感じたくない感情を行動に表すこと)し、

思いがけず傷を負ったりする事になります。

「負の感情」には、第一次感情第二次感情があり、

第一次感情は、焦りや不安、寂しい、劣等感、敗北感など

といわれ、第二次感情は、怒りやイライラが当たります。

人は、怒ったりイライラしたりする際に、

第一次感情が生じて、それゆえに

第二次感情の怒りやイライラに繋がっています。

その第一次感情を置き去りにして

怒りやイライラに浸っていると

悪循環に陥ることとなります。

そのような時には、

「私は、不安だったんだなあ。」

「私は、悔しかったんだなあ。」などと

第一次感情に焦点を当て

十分に感じて味わえば、気持ちは和らいでくる

ようです。

そのようにして自分の心に向き合い、

自己受容力を高めることで

心が折れづらくなると。

それは、レジリエンス(折れないしなやかな心)力を

高める事にもつながります。

また、このように自己受容力を高め

落ち着いて、相手に第一次感情を

 I(アイ)メッセージで伝えられるようになると

対人関係においても良好に保たれやすいそうです。

ちなみに、アイメッセージとは、I(私が)主語のメッセージ。

ユーメッセージとは、you(あなた)が主語のメッセージ

を言います。

*ただし、自分にとって向き合うのが

辛すぎる出来事については、無理しすぎてはならない

との忠告も頂いています。

気分を切り替える方法としては、

1 言語化する

→ 例)「不安だった」「惨めだった」書き出してみる

2 気分転換する

→ 例)自分の心が穏やかになる方法を実践する

・体操をする、歌を歌う、断捨離するなど、

人によって異なります。

最後に

 自分の心と向き合って、第一次感情に浸る機会は

意識しないと、なかなか取り組みづらいことでも

あると思います。

 そのためにも、自分の心と身体を一番大事に

扱ってあげることだと感じました。

今日も、最後までお読み頂きありがとうございました。

皆様にとって、笑顔が多き一日となりますように(^ ^)

〜こみゅばんばん〜

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