ラボ式 ペアトレ後半についてのまとめです
セッション④ 様々なアプローチ
今回はCCQについてです。
C(calm):穏やかな心持ちで
C(close):子どもの側に近寄って
Q(quiet):声のトーンは、抑えて
この3つ、のポイントを心がけるだけでも
子どもの反応は変わります。
特に、子どもの側まで寄って、
穏やかに声掛けする事が
「じゃ、動くか」という引き金に
なりやすいようです。
セッション⑤ 好ましくない行動を減らす
好ましくない行動を減らすためには、
見て見ぬふりをして、
好ましい行動が出てくるのを待つことです。
好ましくない行動が現れた時は、
すかさず、視線をずらし、そのようなあなたに
関心を示さないよ〜という
メッセージを送ることです。
また、この際に役立つのが、
「アクションプラン」というもの。
これは、見て見ぬふりを実行するための計画書です。
(イライラしない為のアンチョコのようなもの)
見て見ぬふりをする事が、辛くなってきた時に
思いだす為のツールです!
1.好ましくない行動は、どんなこと?
2.代わりにして欲しいことは、何?
3.その行動が起きた時に、自分は
どうしたらいい?と思います。
4.好ましくない行動をやめて、
好ましい行動を始めた時の、
肯定的な注目はどのようにしますか?
上記の4つを考えておくと良いそうです。
*ちなみに、この方法は人の目がある
公共の場よりも、自宅内での
取り組みやすい環境から実施する事が
おすすめだそうです。
セッション⑥ 温かな関係作りのために
ここでは、「好ましくない行動」と
「代わりにとってほしい行動」を
考えて、書いておく事です。
例)好ましくない行動→声を掛けてもお風呂に入らない
例)代わりにとって欲しい行動→声を掛けたら、動き始める
ペアトレの達人になる為には、
実施する人が、イライラしないことなのです。
ですから、自分の特性を知り
イライラしていると、
理想の関わりはできません。
ですから、心と時間にゆとりのある
時間を探してから始める事です。
時間のない焦った状況では
うまく進みづらいので、
難易度が低い環境から
始めてみましょう。
その為にも、お母さん・お父さんご自身の
心が満たされている事が大切なのです。
ぜひ、子どもたちに関わる前に
自分を癒してから、関われるように
心がけましょう!
学びのポイントの確認
ラボ式ペアトレの学びのポイントは3つです。
① 行動に焦点を当てること
→目に見える行動にポイント当てましょう。
→行動とは、目に見える・数えられる・聞こえる・動作で表現できる部分に頂点を当てる事。
→行動と人格は切り離すこと。
→自尊心を尊重することが大切。
② 「注目」のパワーに注目する
子どもは、誰もが注目して欲しいと思っています。
否定的な注目は、否定的な行動を誘発します。
肯定的な注目は、肯定的な行動を誘発します。
注目のパワーを効果的に使いましょう!
③ 効果が得られやすい対象は
対象年齢は、4〜10歳程度のADHDタイプの
お子様に効果が出やすいことを理解して
活用してみましょう。
最後に
私が受講している先生方は、皆さん
同じことを言われます。
”自分を大事にできない人は、
他人も大事にできない。
他人を責める人は、
自分のことも責める。”
人は、責められたり非難されたりすることで
改善したいという気持ちには
ならないのです。
そのことを踏まえた上で、
目の前の子どもを責めるのではなく
自分と向き合って整えてから
温かな関係作りを
心がけてもらえたら、最高です!
今日も最後まで、お読みいただき
ありがとうございました。
〜こみゅばんばん〜
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