今回は、「愛し方について」
野口嘉則先生より学びました。
自分は愛しているつもりなのに、
相手が窮屈に感じるパターンでは、
良好な関係を保つことはできません。
適切な愛し方を知らないでいると、
必要以上に苦労を要してしまうのです。
「愛」とは
最初に「愛」の定義についてです。
「愛」とは、
相手の考え方・感じ方・好みを尊重した上で、
相手の幸せに、貢献しようという意志のことを
言います。
つまり、自分との違いを受け入れ
相手が自分の思い通りにならない事を
知ることなのです。
ちなみに、恋愛感情は、
相手を拘束したくなりますが、
「愛」は、相手を解き放つもの
(自分をも解き放つ)とも言われます。
愛する為には、
人間的な成熟が必要で、
成熟の度合いに応じて
素晴らしい「愛」を体験することが
できるようになります。
「生きがいの創造」を記した飯田史彦氏は
人は魂を成長させる為に生きていると捉え、
人間関係において、
愛を学び、愛を生きる事により
魂を成長させると考えています。
親密かつ幸せな関係を維持する為に
必要不可欠なのが、「愛」です。
その際、自分の内面にある性質が
まるで他人の性質であるかのように
感じられる事を見せられます。その事を
心理学では「投影」と表現します。
つまり、自分の心を目の前に
垣間見る事になるのです。
男性の中にも女性の中にも
男性性と女性性が存在しており、この
男性性(論理・合理)
女性性(強調・共感)
という2つの性をバランスよく
統合していく事で成熟していくと言われます。
「恋愛」と「愛」は異なります。
「恋愛」時期は、相手との一体化を願い
盲目にさせ、相手を冷静に見れなくなります。
恋愛期間が終わルト、ようやく
「愛のステージ」に突入できるのです。
「愛」を体験していくことで
内面的な統合がなされ、
安心して生きていくことが
できます。
その土台となるのが自分への愛です。
自分を犠牲にして、相手に尽くすというのは
成熟した愛ではありません。
まず、自分の心の成熟を知り
(自分の感情に気づき、落ち着いて
動けるようになり)
素晴らしい愛を体験できるように
なるのだそうです。
ちなみに、「愛」は
愛される力をつけるというより
愛する能力を高めることの大切さも言われます。
どうすれば、愛されるか?ではなく、
どのように愛するのか?が大事なのです。
さいごに
自分の心の器に適した愛し方、
今は、少しずつですが、
実践できてきている気がします。
本当の「愛」は、
ありのままの自分でもよく
ありのままのあなたでもよい。
その事を踏まえた上で、
実践を伴った愛を味わえるように
日々精進していこうと思いました。
今日も、最後までお読み頂き
ありがとうございました。
〜こみゅばんばん〜
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