野口嘉則先生のオンライン塾3回目のテーマは、
『家族療法』についてです。
家族療法とは、問題を表面化しているご本人
とともに、
本人を取り囲むご家族と、適切な対処法を
工夫していくことにより、症状や問題行動の
解決を図ろうとする面接療法の1つです。
ご家族に未成年の子どもさんがいる場合は、
家族療法を行うことで問題が解決される事が
多いというエビデンスが証明されています。
部分でなく、全体として捉えること!
人は、「あなたが◯◯したから、私はこう
なった!」と、部分だけをみて
原因と結果を決めて他責しやすい
傾向があります。
この考え方を「直線的因果論」と言います。
一方で、どちらが原因ということではなく、
全体を俯瞰して捉える考え方を
「循環的因果論」と言います。
親子関係や人間関係においては、直接的因果論での
解決は進みづらく、全体として捉える
循環的因果論での解決が勧められています。
うまくいっている家族の特徴は?
・親世代や子ども世代など、横同士の絆がしっかりしている。
・親と子どもとの間にある世代間境界が明確だと、安定しやすい。
・子どもの要求通りに、何でも応じない。
・大事な事は、親が決める権限を握っている。
・子どもは子どもらしく過ごすこと。
最後に
今回は、家族療法についてのアウトプットでした。
過保護・過干渉とならず、
どんなエラーも信じて見守る必要性が
言われます。が、
分かってはいても、つい、手伝ってしまい
共依存に陥りやすいような気がします。
家族に限定せず
部分でなく全体で見ることの
重要性も実感できました。
「あの人のあの行為が…」ではなく、
俯瞰して見逃している事はないか?
そんな視野も忘れずに
進みたいと思いました!
最後までお読み頂きありがとうございました。
〜こみゅばんばん〜
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