保護者様とお話する際に、この内容をお話する
機会が増えました。
子どものすこやかな育ちの為に、今回まとめた
内容は、私がこれまで参加してきた関係者
会議や研修で、Dr.や発達支援の先生方から
ご助言いただいた内容です。
① 環境を整える
子どもたちの発達は色とりどりです。
見た物に対し、衝動的に飛びついたり、高い所に
登りたがったりなど、様々な発達特性が認められます。
注意はしますが、子どもたちはそうせざるを得ない
脳の仕組みをもっているのです。
そのような場合、大人が環境面を整えておく事で、
子どもたちが注意を受ける回数を減らしていく事が
大切となります。
注意される事が好きな子どもはいませんから。
② 「べき思考」を捨てる
「もう3歳だから、○○をさせなければならない!」
「学校に行き始めたから、文字を頑張らないと」
生活年齢や環境に沿った課題を取り組ませよう
としても、思い通りに取り組めない事が
しばしばあります。
そのような場合の大半は、発達の凸凹や
発達年齢からかけ離れたチャレンジに
なっている事が多いのです。その為にも、
お子様の発達特性や発達状況の整理が必要です。
担当の先生方と評価を行い、情報共有しながら、
関わっていく事を心がけてみましょう。
③ みんな違っていい
大人は、みんなと同じ動きをしている様子を見ると
安心する傾向があります。
しかし、社会では、皆と同じ考えや行動ではなく、
様々な能力を発揮する事が求められる
世の中になってきています。
「みんなと同じでなければ」と思い込まず、
・どんな方法なら、穏やかに過ごせるのか?
・どんな関わりなら、参加しやすくなるのか?
一人一人にあった様々な活動の参加方法を
考えて頂けると嬉しいです。
④ 世間の目を気にしない
家の外で、子どもが思い通り
動いてくれずに、暴れたり泣かれたりすると、
子どもの要求通りに毎回叶えてしまう事って
ありますよね💦
発達の凸凹や発達の遅れなどがあると、それは
毎回叶うものだという
誤った学習につながりやすくあります。
世間の目をなるべく気にする事なく、子どもたちの
為に、思いきり遊んで、冷静に対応して
関わってあげましょう。
最後に
私たち大人の世界でも思い通りにいかない事が
山ほどあります。
子育ても同じで、子どもは私たちの思い通りに
育ってくれるわけではありません。
子どもを思い通りに動かすのではなく、
子どもたちがどんな状況下にあっても、
温かく支援するサポーターでありたい
と思うこの頃です。
〜こみゅばんばん〜
コメント