『効率的な本の読み方』

東大読書 本の紹介

コロナ禍で、本を読む機会が増えました。著者が、本当に伝えたい骨の部分を把握するための読み方をお勧めする本として、西岡壱誠氏の「東大読書」が紹介されていました。西岡さんは、元偏差値35からで二浪して東大に合格し、教育系ベンチャー企業社長でもある現役東大生です。今回は、19万部を突破している「東大読書」のまとめと感想です。

読む前の仮説作り(読む前の準備)

・1ページ目から、なんとなく読み始めるのはバツ❌

表紙と帯と目次からどのような事を伝えたいのかを推測して読むこと。

記者となって本を読もう!

・単なる読者ではなく、本の著者に対して、取材する感覚で読み進めること。

「ここは大事だな!」と思う箇所に相槌を打ち、メモをとる。

「この内容は本当かな?」と思う箇所があれば、メモをとる

質問」と「疑問」は異なる!

「質問」とは、相手や他者にその内容の質を尋ねること。

「疑問」とは、「どうして○○なのだろう?」とその内容に関して、「本当は○○なのかもしれない」と、本当か間違っているかを判断できずにモヤモヤする状態のこと。

*質問よりも疑問を抱きながら、自分なりに調べ、答えを導き出す作業が実は大切。

要約読み

・本を読むと、なんとなく分かった気になる。

・「この本は、どんな本?」と聞かれて的確に応えられない場合は、一言で言い表せなければ分かっていないのと同じ。

・「はじめに」には、問題提起が記されていて、「おわりに」には、結局こういう事が伝えたかったという内容が凝縮されている事が多いので、必ず読んでポイントを押さえる。

(同分野で)2冊以上の本を同時に読む検証読み

・同じ分野の書籍の中で共通点相違点を見つけ把握しておくことで、信頼できる正しい知識として活用していける。

2冊以上の本を同じペースで読む。例)1冊を1章読んだら、もう1冊も1章読んでみる。

どんな共通点があって、どんな相違点があるのかをメモしておく

・その際、共通点と相違点のメモが認識しやすいように付箋の色を変えておく。

相違点に関しては、なぜそのように異なる意見となったのかを、自分なりに調べて結論を出そうとする事で、客観的な視点や多面的な視点を持つ事につながる

・似ているけど、ちょっと違う本を読む(同じ主張だとあまり意味がない)

1つの考え方に固執する事なく、多面的な見方を鍛えることが大切

本の選び方とアウトプットの必要性

・まずは、自分にとって今知りたい!分かりたい!と思う本を選ぶこと。

・ベストセラーは、やはりオススメ!

内容が正しいかどうかより、世の中に多く受け入れられている情報を知っておくことは大事

・狭いよりも広く、浅いよりも深くを意識して本を読もう。

読んだら、「必ず人に伝える、書く」などして自分なりの結論づけを行い、アウトプットをすることで、自分の身にできる!

私のまとめ

東大読書がお勧めする読み方を行えば、自分自身がもっとバージョンアップができる気がします。が、実際は、お勧めするような読み方は、まだまだできていません(^_^;)

分からないからこそ、「仮の案」を見つけ、1つでも多くの情報や知識から検証していき、こうしてみよう!と進もうとする事が大事なのだと思います。

不安な事や困り事があれば、「仮説を立てて、論理的に筋道の通った結果を探り、動いてみる!」コレをチームの皆できるようになれば、きっと良い方向に風向きは変わるはず。

昨日よりも今日、今日よりも明日、一歩ずつ前に進めるように学び続けたいと思います!

〜こみゅばんばん〜

コメント

タイトルとURLをコピーしました