野口嘉則先生のオンライン塾で
2年間学ばせて頂いた最終月のテーマは
「トランスパーソナルな視点で人生を遊ぶ」
でした。
トランスパーソナルな世界
トランスパーソナルの「トランス」とは、
「超える」ということ。
要するに、世の中には
「個人を超えた目には見えない世界」が存在し、
そこに大きなパワーが秘められている。
目には捉えづらい実態を感じ、
気づいて認め受容する事を、言われています。
目には捉えづらいパワーの一つとして、
2千年以上も語り継がれている
仏教の経典の1つ、
「般若心経」の紹介がありました。
この「般若心経」に書かれている文章の
意味を理解することよりも、
お経を唱えることが大切なのだと。
お経に書かれている言葉には
言霊が宿っていて、それら
エネルギーを持った言葉を
呟くことで、穏やかな
人間らしい境地を切り開いていけるようです。
ちなみに、自分にとって好ましくない
現実を回避できるということではなく
様々な悩みに葛藤しながらも
もがいていくことこそ、
この世で課せられた
大切な経験であるとの仰せでした。
ユング曰く、「自己実現の為に
プラスの物も、マイナスの物も
両方からなるものこそが、
完全なのである」と。
嬉しいこと楽しいことばかりでなく
悲しいことや苛立つ出来事などなど
自分にとって好ましくない体験さへも味わう
からこそ、陽(プラス)に転換
していけるのかもしれません。
人は、そうやって
その人らしい人生(成長ゲーム)を
進めていくようです。
さいごに
言葉の意味は分からなくとも
エネルギーが含まれた言葉を
口にすることが重要との事。
お経を唱えることに抵抗がある場合は、
「ありがとう」の言葉でも良いそうです。
「ありがとう」は、「有難し」から
派生しています。つまり、
「ある事が難しい。当たり前でなはい。」
感謝すべきこと。という意味です。
「分かったつもりにならない。」
むしろ、「分からないという事を大事にする。」
分からないことだらけの私です。
そんな、分からない自分だからこそ
学んで実践する楽しみを
感じる事ができる気がしました。
合理的や論理的思考に偏りすぎず、
非合理な世界を楽しむ。
そんな心のゆとりが、
今求められれている気がしました。
今日も最後までお読み頂き
ありがとうございました。
〜こみゅばんばん〜



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