『知行合一〜実践あるのみ〜』

知行合一 野口嘉則
知行合一

 野口嘉則先生、10月のテーマを

発信しそびれていました^^;

というわけで、今回は、

「内なる叡智を発現する」という内容についてです。

今回は、中国(明時代)の哲学者・王陽明が

提唱した「陽明学」を参考にしたお話です。

良知を致す為に大切な4つのこと

 良知とは、生まれながらに全ての人が持つ

思いやりの心と言われます。「良知を致す」とは

磨き高めた自分で、人を思いやる事を

現します。その良知を致すために

大切な4つのポイントは以下の通りです。

志を持つ

志を持たずに業をなすことは、

舵を持たない船と同じで、

流されてしまい、立ちゆかなくなると言われます。

田坂広志氏は、

「志」とは、己一代では成し遂げえぬほどの

素晴らしき何かを次に託す祈り

と述べられていて、

このぶれない軸を持つ事の大切さが

必要不可欠だと言われます。

② 内省し、自分を見つめること

毎日、忙し過ぎて、振り返るゆとりを

持ちづらい世の中です。そんな

忙しさに、影響されず

振り返る人は、成長していきます。

内省とは、あるがままの自分の姿に

気づくこと。その時の感情を大切にして、

傲慢とならず、謙虚な生き方をすることです。

③ 先人の書に学ぶこと

何年にも渡って読み継がれている良書には

大切なことが必ず盛り込まれています。

何度も読み込んで、自分の徳を積んでいくいことです。

④ 行動・実践をすること

どんなに素晴らしい知識を持っていても

行動・実践にうつさなければ、

知らないことと同じで意味をなしえません。

「知行合一」

知る事と行う事は、別物ではなく

一つと捉え実践し続けることです。

さいごに

 王陽明は、こんな事も述べているそうです。

天が、その人に大きな役割を授けようとする時、

試練を与え、その人の志と反する境遇に落として、

その人を鍛える。という言葉を残されています。

思いも寄らない環境下となった時、

「これは何の意味?」

「何か大切な事を見落としていない?」と

自分に尋ねながら、

実践していこうと思いました。

学んだら、即実践やってみます!

今日も最後まで、お読み頂き

ありがとうございました。

〜こみゅばんばん〜

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