『顔認識と人見知り』

人見知り 保育関連

 改めて子どもの発達について学び直し中です。今回は、赤ちゃんの「顔認識と人見知り」についてコメントさせて頂きます。

赤ちゃんが、目、鼻、口の配置から母親の顔を認識するようになるのは、生後4ヶ月頃からと言われています。そして、おおむね6ヶ月から1歳3ヶ月未満頃になると、養育者と他者をはっきりと区別して認識するようになり、人見知りが起こるようになります。これを「8ヶ月不安」とも言います。

また、赤ちゃんはファンツの選好注視実験によると「単純よりも複雑、暗い色よりも明るい色、それらよりも最も注目が得られやすいのが人の顔💓」という特徴があります。

我が子がちょうど4ヶ月頃に知人に抱っこしてもらった時に、大泣きしていました。この情報からすると、それは「人見知り」というより、顔を認識して不安がっていたのかな?とも思いましたが、率直に言うとそのような赤ちゃんの反応を「人見知り」と言う用語で使いたくなるなぁと思ってしまいました。

赤ちゃんは本当に手がかかりますが、その分お世話されて愛されて、保護者との愛着関係を築いていくのだなと思いました。低年齢であればあるほど、サポートが必要になってくるわけですが、保護者だけに限らず、社会全体でサポートしていきたいものですね。

参考文献「保育の心理学」より

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