「就学支援」を学ぶ際に、
保護者の方々の思いを知ることは、
とても、大事な事だと思います。
今回は、保護者の立場としての
就学に関する悩みや、子どもの特性を
担任の先生に理解してもらう葛藤など、
生の声を伺う機会がありましたので、
そのアウトプットです。
保護者の思いと願い
見えない障害を理解してもらう事は、
本当に大変。本人が甘えているわけではないし、
保護者が甘やかしているわけでもない。
保護者は、支援者や理解者がいないと、
とても孤独で、どうしようもなくなる。
子どもが泣きながら帰ってくると、
母も、一緒に泣いて落ち込んでいた。
「課題の分離」として捉える事が難しく
受け入れられない自分を責めてもいた。
本当は、
子どもにあった支援方法を、スモールステップで
教えて貰いたい。
☆ASDやADHDやLDの要素を併せ持つお子様に
役立った情報や支援策☆
例)興奮し過ぎた時には、落ち着ける場所を
例)場所が無い時でも、落ち着くアイテムが功を奏する事がある
例)ソーシャルストーリーが役立った
例)PHONTOアプリの使用
例)ONENOTEでノートテイク
例)算数は、アプリで学習
例)テストは、別室で先生に読み上げてもらう
例)漢字は筆順アプリを活用 etc
同じ悩みを抱える保護者の存在は宝物で、
他人に10伝えても、1も伝わらない事が、
仲間に1伝えると、10伝わる事が
何よりも嬉しかった。
【藤原里美先生からの言葉】
・先生も保護者も、子どもの為にと必死。
なので、お互いにできることを確認しつつ、
自分も他人も、誰も責めずに、
進めていくことが大事!!
・学校に、100%を求めてはいけない。
・担任との相性が悪い時は、前向きに諦めるのも1つ。
・今は、学校以外に自分らしく学べる場所が
増えてきているので、ニーズに合わせて
その空間も利用してみよう。
・標準に近づけようとしないこと。
・頑張らせるかどうかは、先生ではなく、
保護者に決めさせて欲しい。
・「まあ、いいや」と、とにかく一日3回
言ってみる。
・担当者会議を持つことで、大事な
情報を共有し、学校などの先生方に
腑に落ちる説明ができるかが、
スペシャリストに求められるので、
学びを止めないで欲しい。
さいごに
今回、保護者様の生の声を聞くことで、
改めて、支援者・専門家の立場として
納得や安心を与えられるように
スキルや知識を学び続けていきたい
と思いました。
一方で、感じたのは、専門家として
経験年数があると、「◯◯が正しい!」と
主張したくなる自分の存在です。
いくら、子どもの為に大事な支援だと
考えていても、思うように受け入れてもらえない
場面にも、遭遇します。
肝心なのは、相手にとって
安心安全な存在になってからだと感じています。
信頼できる存在になったとしても、
相手に押し付ける訳ではなく、
相手の思いを尊重していきたいと
思いました。また、同じ思いを
共有している仲間の保護者様同士の
存在の大切さを実感する事ができました。
オンラインを活用して、
繋がる空間作りに、少しずつ
トライしていけたらと思います。
陰ながら、子どもたちやそのご家族の
応援をしていけたらと思います。
藤原先生やお話頂いた中原様に感謝です。
*中原さんは、ご自身のお子様の為に
フリースクールR5mを立ち上げ、活動されています。
ご興味関心あられる方は、こちらを
参照されてくださいませ。
今日も、最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
〜こみゅばんばん〜
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