『解決策は、第3にある!』

解決策は第3にある 学び

野口嘉則先生第10回目のオンライン塾テーマは、

『幸せな人間関係を築くために』です。

実は、

男女間における脳の違い

自己重要感を満たすことを把握し

考え動いていく事が、

人間関係を築いていく上で、

最も重要な事だったのです。

それらの要点と追記情報を合わせて

まとめてみました。

自分の意見や考えを押し付けない

①相手を自分と同じ考え方にさせようとするのではなく、相手の感じ方や考え方を尊重し、お互いの考え方や感じ方が違うことを認めた上で、お互いが満足できる方法を探すこと!

→「自分と相手は、違うんだぁ」と、まずそこを認める。

→「お互いの気持ちを満たす方法は、何だろう?」と探る。

*この点を十分に理解し、関係を築いていけるのが

成熟した大人の関係とされています。

 とは言うものの、私たちは、つい

外圧的に相手を変えようとしがち。

自分の正しさを主張し、

相手の間違いを指摘し、

相手を変えようとする。

この外圧的な方法は、一時的に、相手が変わったように

見えることもあるが、長い目でみると

逆効果である事が分かっています。

これは、「心理的リアクタンス」という

心理原則から生じています。

「人は、他者によって変えられたくない!」

「自分の行動を、自分で自由に選択して決めたい

このような心理原則があるからこそ、

自分にとって最適な提案であったとしても

相手から「◯◯した方がいい!」と押しつけられると

無意識のうちに、抵抗が働く作用が生じるものなのです。

*妻が夫に対して、従順であればある程、

中長期的にみれば、関係は悪化していくという

データが発表されている。(バンコムの研究より)

*同じく、親の言いつけを従順に守る子ども

親にとって都合よく素直に聞き入れる子どもも、

思春期以降に、親子関係が悪化しやすいと

言われています。

(加藤諦三氏「人生の悲劇は良い子に始まる」)

夫婦関係においても、親子関係においても

どちらかが、相手に対して従順になることで

関係が悪化することを、知っておくことが大事なのです。

正しさを押しつけることの弊害

自分が長年培ってきた

自分特有のさまざまな思い込みから、

「○○すべき!」

「○○した方がいい!」などと、

人はジャッジして押しつけようとします。

この正しさを主張し続けることが、

戦いを勃発することにつながるのです。

100人いたら、100通りの正しさが存在します。

国と国との戦争も、お互いの正しさを

主張する事から、生じているのです。

「普通は、こう考えるものだ」

「このような考えが常識だ」

「どう考えても、相手が間違っている」

などという考え方は、

要注意の発想であることを

心に留めておきましょう。

ポイントは、

正しさを語るのではなく、気持ちを語ること。

「自分は、安心したいから、こう考えた。」

「自分は、もっと自由でいたいから、こういう方法を取ろうと思った。」

満たさない方が良い欲求

ただし、相手の気持ちを落ち着かせるために、自分がその要求をのむのは❌

例)夫が妻のことが心配だと、妻がお菓子を食べるのをやめるようにいう。

例)高校生の我が子が、不安定となる進路を選ぶのをやめさせる。

その選択をすることにより、

実質的な影響を受けるのは誰か?を

心得て、関わること。

親の心配を解消する為に、

安定した進路に行きなさい。と言う親の発想は

子どもの境界線に踏み込んだ

過干渉と言える。

相手の自己重要感を満たすこと

自己重要感とは

「自分は価値ある重要な存在である」

「自分のことを大切にされている」

という感覚のことを言います。

相手の自己重要感を満たすということは、

相手が「自分は大切にされている💓」と

感じることを、たくさんしてあげること。

コレが、お互いに与え続ける事ができると

とてもハッピーな関係でいられる。

【ポイント】

自分から相手の自己重要感を満たす為に根気強く与えること。

コレをやり始めて、根気強く継続できるかが鍵であり、

相手の重要感が満たされ、溢れてくると

その幸せな感情が、やがて

自分に返ってくるようになる法則がある。

毎日、顔をあわすパートナーや子どもたちにも

根気強く自己重要感を満たす必要があるが、

この残高、たまにではなく、毎日コツコツが

大事である。

身近な存在だからこそ、残高が赤字に

ならないように

関わる事が大事!

相手の自己重要感を満たす働きかけは?

優しくご機嫌でいること

言葉がけ(挨拶や感謝や労いの言葉など)

共感的な言葉(残念だったね、辛かったね)

提案するのではなく、相手の話を遮らずに聞く

雑談に付き合う

誕生日は記念日を祝う

スキンシップなど

上記のような内容が充実していると、

円滑な生活が進んでくる。

ただし、男性脳と女性脳は構造が少し異なる。

男性の右派、上記の内容をいちいち、気にかけずに

行動する傾向が言われる。

一方の女性脳は、

「寂しかった」

「聞いて共感して欲しかった」などとの

思いを生じる事が多いとのこと。

人の心は、物質的な物で満たされるわけではない。

心と心の触れ合いを大切にすること。

お互いが、お互いのことを考えて

関心を寄せ、関わり続ける事が大事。

さいごに

 野口嘉則先生の心理学を学び始めてから、

気持ちや感情をないがしろにしてはいけない

という事が、少しずつ分かってきた気がします。

ネガティブな感情も無理に押し込まず、

認めて労い感謝していくことで

穏やかな心持ちになれるのは

本当だなぁと感じています。

他人と関わる際に、

これまでの自分の知識や経験から

「◯◯した方がいい」という思考に

なりがちだけど。

その前に、相手の考えも尊重してから

自分たちが一番大切にしたい

根っこを確認できると

答えは開けてくるのかも?という

心境です。全ての事象には、意味がある

うまくいかなかったのは、

次の経験の際の肥やしにすれば

充実できると思い、今日も

楽しい1日にしたいと思った私でした。

最後までお読み頂き、ありがとうございました✨

〜こみゅばんばん〜

コメント

タイトルとURLをコピーしました