『支援者に大切なこと』

いま、ここで輝く 学び
いま、ここで輝く

 どんな子どもにも楽しく学びを提供できると

評判の井本陽久先生の講義を受けました。

井本先生は、栄光学園という進学校で、

数学の授業を教える傍ら、20年間養護施設の

子どもたちにも、ボランティアという形式で

学びを提供されてこられました。

 講義は、学習内容や方法論を学ぶという

ことではなく、「支援者に大切なこと」という

在り方を軸にしたお話でした。講義で

刺激された私は、続けて、井本先生に関する著書

「いま、ここで輝く」を拝読しました。

今回は、講義や書籍の中で、心に刺さった

言葉を残したいと思います。

本来の学び

 「させられる学習は、つまらない」

「自ら考えて進める学習は、止まらない」

そのような言葉に付け加え

授業中の子どもたちの姿を

画像や動画でご紹介頂きました。

そこには、子どもたちが真剣にキラキラと

学習に取り組む姿がありました。

学習内容は、プリント形式に限らず、

積み木やカプラなどの具体物を用いており、

正解かどうかという結果を重視する事はなく、

自ら考え試行錯誤する経過(プロセス)

何より大事にして欲しいと強調されてました。

支援者として

彼らの為に良かれと思ってやっている

ことが、実は、彼らの心や意欲を

ガチガチにしているのかもしれません…

子どもたちの息苦しさは、

大人の不安に付き合わされている

これらの言葉に、私はうなりました。

目を背けたくなるところにこそ眼差しを。

そこに見るのは、固く縮こまっている

友であり、自分だから。

「いま、ここで輝く」井本陽久著

要するに、大人の押し付けで

「◯◯しなさい!」

「○○しなければダメ!」という

指示・命令は、子どもの育ちを、実は

阻害しかねない関わりなのだと

 藤原里美先生の研修

「多様な子ども達の発達支援」でも、

ありのままの存在を承認することを言われていました。

子ども達の心からの叫びに気づけたら

支援者として、自分はどうしたい?」と

考え直す機会を持つことから始めてみること。

その他に、

「共依存」「心理的安全の誤解」

説明されていました。

「共依存」は、対人関係において、

「相手が◯◯してくれたら嬉しい。」という

気持ちに対して、必要以上に反応し、

相手が喜ぶからと過度に頑張りすぎてしまう

ことで、過度の依存しすぎる関係の

危険性を言われていました。

「心理的安全性の誤解」では、

何もかも子どもの言う通りにする

ということではない。

モヤモヤを置き、その中で

考えてもらうことの大切さを

言われていましたが、この点に関しては、

自分自身、深堀が必要だと感じています。

さいごに

 技術の裏付けなしに、物事は進められません。

少しでも、知識や技術に自信を持ち

進められるように、学び続けるのみです。

そうすると、自らの直感も信じて

進めやすくなるようです。

自分のぶれない軸は、多様な特性を持つ

子どもたちを育てているお父さん・お母さんに

ほっこりして頂くこと。

この為に、今日もコツコツ学び続けます。

本日も、最後まで

お読み頂き、ありがとうございました(^ ^)

〜こみゅばんばん〜

参考図書:「いま、ここで輝く。」著者:おおたとしまさ

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