課題図書①『「これでいい」と心から思える生き方』

学び

 野口嘉則先生のオンライン塾では、毎月、課題図書が出されます。

1冊目は、野口嘉則先生ご自身の著書である『「これでいい」と心から思える生き方』でした。

自分の心に響いた内容のご紹介です。

心に響いた一節

大切なのは、「自我の確立」。まずは、ぶれない自分という土台作りが不可欠。

・人生には、良いこともあれば、うまくいかない時も起こる。どんな時にも、「自分らしくこれでいい!」と思えたら、輝ける人生を送れることができる。

自分のことを、一番大切に。

自分を大切にできる人は、他人を尊重する事ができる。

自分の欲求や感情に気づき、その思いを大切にすること。

自分を大切にし、相手を喜ばす事ができたら素晴らしい✨

自分の気持ちを大切にすることで、相手の期待を裏切る事になるとしたら、仕方のない事だ。

・自分と他者との境界をハッキリさせる必要がある。

・「ワクワク」や「ザワザワ」などの気持ちを大切に。

・自ら疑問を持ち、自ら考え、常に自分の心の声をきくことが大切。

常識を見直し、矛盾を抱えて葛藤する。

・本を読むときに、自分なりの考えを見つけること。

物事を正しいか、間違いかで考えない。

・「正しい」or「正しくない」で判断しようとすると、「正しい」ばかりを求め

依存的発想が生じやすくなる。想像的なアイデアが出づらくなる。

「真の知性」とは、正解のない問いを、一生かけて問い続けていく力である(田坂広志)

・自分の中の初々しさや繊細さを大切に。それが、学びに繋がりやすい。

・人間は、本来、不器用で不完全な存在である。

・自分の不完全さを受容できると、地に足がつき、心が安定する。

・こんな自分ではダメだと、自己否定から努力するより、ありのままの自分を受け入れ

進んだ方が、自然に無理なく伸びる事ができる。

「悲しい」や「悔しい」の感情が起こった時は、

「大丈夫。それでいい」と声をかけてあげる。

明日、死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい。

子育てにおいて大切なこと

・親の言うことを聞くばかりの子どもは、他人の期待に応えようとするばかりで、自分がない人となりやすい。

・子どもの頃に良い子で手がかからなかった人が、心を病み易い。

・親の不機嫌な態度は、子どもにとって拒否されたことと同じ感覚。

・子どもは、自らの喜びより、親の喜びを優先させるようになる。

「生きる力」=自分で考え、自分で決める力

「生きる力」を育むには、外発的動機付けではなく、内発的動機付けが大切。

・内発的動機付けで、多くの壁を乗り越えていくと、幸福感や満足感を味わえる。

・内発的動機付けは、日々の遊びから生じる。

・人は相手が身近な人であればあるほど、期待してしまう。

・親も子育てを通して、親として成長する。

・子どもも、親の姿を見て成長する。

子どもが問題行動を起こした際に、すぐに反省だけさせても改善されない。

問題行動を起こした時に生じた否定的感情を放置して、反省させても改善はされない。

・相手に対する否定的感情を手紙に書き、吐き出すことで心の健康度が保たれる。(ただし、手紙は相手に見せずに、破棄もしくは焼くなどすること)

甘えや依存は、心理的自立に必要。

・ただし、子どもの甘えを受け止めるのは、子どもの言いなりになるというわけではない。

・ありのままの自分を受け入れられるようになると、他人も受け入れられるようになる。

さいごに

 精神科医・心理学者として深層心理を追求したユング博士は、

人生前半の課題を、「自我の確立」(自分という人間としての基礎を固める)

人生後半の課題を、「自己実現(個性化)」(自分らしく生きる)と

表現されています。2つの課題は、「自我の確立」が終わってから、「自己実現」を

していけるものではないそうです。

 私も「人生後半」に突入しています。

土台となる「自我の確立」基礎固めを少しでも行い

自分らしい『人間力』を高める為に、

学び続けたいと思います。

自分はもちろん、誰かの心にも響くといいな…と思い

今日もブログを書きました。

ありがとうございました。

〜こみゅばんばん〜

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