20年ぶりに、過去に担当させて
頂いたお子様の保護者様と
お話しする機会が持てました。
20年の間に、私が計り知れない
ご苦労もあれば、嬉しい体験も
あった様で、1つ1つのママたちの
言葉が、刺さりました。
コントロールしようとしないこと
私が、トイトレの支援で思い悩む事が
あることを伝えてみると…。
「この子は、この子のペースがある。
20歳までにオムツがとれたら、まあいいか」
この思考を持った途端に、トイレでの
排泄が上手く行き始めたことを
教えてくれました。
どんな子どもも、
コントロールされることは嫌で、
「まぁ、いいか」と本人の成長を
信じて根気強くサポートする事で
光が見えてくるのかもしれないと
思った言葉でした。
焦らず、慌てず、落ち着いて
取り組むことの様です。
通園時代のこと
20年前に比べ、現在は
発達支援事業所が増加し、
我が子と一緒に療育現場に出向き
療育を親子で学ぶ通園スタイルは
少なくなっています。
ママたちがあの頃を振り返り
おっしゃっていたのは、
「とにかく、がむしゃらに頑張っていた」
「必死過ぎて、葛藤の連続だった」
「あの頃のつながりが、今の心の支えになっている」
などの言葉を耳にする事ができました。
また、タイムマシーンに乗って
通園時代の自分に声をかけるとしたら、
「色々なところに繋がるよ」
「ママたちがゆっくりできる時間もできてくるよ」
「がんばれ〜」
などの声も聞く事ができました。
過去の経験や繋がりが今の
お母さんたちの礎となっているという
言葉に、胸が熱くなりました。
さいごに
言語聴覚士になりたてだった私は、
どのようにすれば、子どもたちが伝え
やすくなるのか?
どのようにしたら、理解しやすくなるのか?
と、知識やスキルばかりを追い求め
ママたちに、押し付けていた事が
たくさんあったなぁと
反省させられることもありました。
担当させて頂いた、お子様と保護者様には
頭が下がります💦。すみませんでした。
すっかり成人した今の様子を
見せてもらい、
人それぞれに、正解があり、
こうすべきという方法はなく
まさに、子育てに正解はないんだなぁを
感じた1日でした。
お忙しい最中、お集まり頂いた皆様に
感謝します。
次は、作業所のパンを買いに行こうと
同僚とも楽しい計画を持てました。
また、いつかお会いできる日を
楽しみしております。
本当に、ありがとうございました〜。
〜こみゅばんばん〜
コメント