CCQで伝えても、伝わらない・うまくいかなかった時の方法が、「上手な無視・計画的な無視」になります。言い換えると、「褒めるために待つ」ということです。
単なる無視は、子どもの存在自体を無視することです。一方の「上手な無視」とは、子どもの好ましくない行動に対し過敏な反応をせず注目を外し、好ましい行動に切り替わった直後に、すかさず褒めるという対応方法です。単なる無視で行動がおさまったとしても、それが認められなければ、好ましい行動か否かを認識しづらい為、また好ましくない行動を起こしてしまうという考えです。
★上手な無視⇨この行動は好ましくないから、対応しないよ!というメッセージを与える
★すかさず褒める⇨お母さんは、この行動を喜んでくれるのか!というメッセージを与える
上記のことを意識して対応してみると、思いのほか好ましくない行動が減ってくれるのではないかと思います。
参考文献:「発達障がいの子どもを元気に育てるペアレントトレーニングと地域支援」編著:米田和子
参考資料:Web講演会「大人が変わることで子どもが変わるその方法」講師:米田和子
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