野口嘉則先生の6月オンライン塾テーマは、
「意識(顕在意識)」と「無意識(潜在意識)」
に関連し、夢から連想できることは?
無意識(潜在意識)と対話するコツを
教えて頂きました。
意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)について
人間の心は、意識と無意識に分かれています。
この心を説明する際に、
氷山を用いて説明がなされます。
水面上に見えるごく一部の部分を「意識」
水面下の見えていない部分を「無意識」
と呼びます。
意識は、自分が認識・自覚している
状態の事を言います。一方で、
無意識は、自覚できていないが、
心の中に存在し、行動や思考に
影響を与える心の深層を指します。
私たちの思考や感情は、この無意識から
大きな影響を受けています。

無意識(潜在意識)には、
意識(顕在意識)を補う働きがあります。
無意識(潜在意識)は、意識の偏りを修正し
バランスを整える働きがあるのです。
この無意識からのメッセージを受け取る
方法の1つが「夢」です!
「夢」の意味を考える時に、
2つの水準として扱います。
①客体水準:夢に現れた人物や状況を、
実際の人物や状況を表すと捉えます。
②客体水準:夢に現れた物を見ている人の
内面や感情・心理状態を表していると
捉えます。
基本的に②客体水準として、
意味をもたらしてくれる事が多いそうです。
例えば、「何でも、好き放題に物言いをする
大嫌いな先輩が、私にプレゼントを
渡しにきた」
という夢を見たとすると…。
無意識(潜在意識)からのメッセージは?
→これまで几帳面に振る舞ってきた
自分は、もう少し緩めて人と
接した方が良いのかもしれない。etc
*ただし、夢からのメッセージを
受け取る際に、大切にしたい事は
「夢の信者になってはいけない」
つまり、夢の内容を鵜呑みにするのではなく、
しっかりと現実に照らし合わせ、
検討する事が大事だという事です。
ちなみに、夢には自分自身が気づけていない
深層心理の一部を表れていることも
あるのだとか。
ですから、簡単に夢の中身を
他人に話さないでくださいね ^^;
ユングは人生の半ばで
「ミドルエイジ・クライシス」
(向き合わざるを得ない課題)を
生じると言われます。
それまでの人生前半に培ってきた
価値観では、解決しづらい
出来事が生じます。
それは、自分だけに止まらず、身近な
家族などにも投影されやすいのです。
その際に、心がけて欲しい大切な視点は
「ポジティブ思考」など、一方だけに偏る
のではなく、「ポジティブ」も「ネガティブ」も
大切であるという両面を捉えて
生ききることで、自分らしく
成長して生きられる様になるという事。
思いも寄らない出来事が生じた際に、
沸き起こった感情を大切にしつつ、
潜在意識さん、私が置き忘れてきた
大切にしたい課題は?を
探るきっかけになりそうです。
最後に
野口嘉則先生は、
「クリエイティブ・イルネス」
(創造的な病)についても語られ、
この創造的な病を、経験したからこそ、
「今の自分がいる」と言われます。
ミドルエイジの私には、これから
見ないことにして潜在意識に
抑え込んできた思いが
沢山現れてくるのかもしれません。
モヤモヤする出来事も
日々、生じていますが、
ないがしろにせず、
感情を大事に扱っていきたいと
思いました。
片方だけの考えに寄らず、
多面的に見れる器の大きな人に
なりたいと思った内容でした。
今日も最後まで、お読み頂き
ありがとうございました。
〜こみゅばんばん〜
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