野口嘉則先生第12回目のオンライン塾テーマは、
「トランスパーソナルな人間観と人生観」です。
タイトルだけ見ると、「何のこと?」と
思いますよね…。
野口先生のオンライン塾は1年間のサイクルで
終了となります。今回が、最終月間です。
野口先生が最終月間に、私たちに
伝えたかった事を、まとめています。
人間は肉体を超えた存在と考える
大いなる実績を残してきた偉人は、
信じる気持ち(信仰心)を持つことで、
自分の中に目に見えない「安全基地」を
築いていました。
強く強固な信仰心(安全基地)を持っていると、
信頼感や謙虚さをも、併せ持つようになります。
論理的な思考を重視する現代人は、
「頭でっかち症候群」とも呼ばれ
目に見える証拠が無いものは、信じられない
とする思考に偏りがちです。
要するに、
化学を絶対視する化学信仰では、
便利な世界をもたらしてくれる一方で、
人間の心のゆとり(幸せ感)を
奪っているのです。
その際に、大事にしたいのが
「魂の存在」です。
心理学者のユングは、
「集合的無意識」という概念を
「人間の意識は、全て奥底で繋がっている。」と
解き、「私たちの感覚器官は、
自分の都合に合わせてできている」と、
述べています。
目に見える物だけが真実とは限らず、
目に見える物だけが、正しいわけでもないのです。
人間は、視覚情報を絶対的に信じています。
ゆえに、目には捉える事ができない物事に対しては、
否定的なスタンスを取りやすくもあるのです。
五感は便利で大切な道具ではありますが、
それに頼り過ぎることで、
目には見えない大切な物を、見過ごしやすくあります。
肉体はいつか消滅しますが、
魂は永遠に存在する。
このような目には見えない人間観を持つと、
地に足をつけた努力を引き出しやすくなります。
「生まれ変わり仮説」を信じることで、
自分が死ぬ最期まで、向上しようと
希望を持って生ききる事ができる。と、
経済学者の飯田史彦氏は「生き甲斐の想像」に
記しています。
身体は消滅しても、魂は続くと考えて生き終えたなら、
「これまで、悔いなく学び実践してきて良かった」と
思えるだろう。
身体も魂も、両方一度に消滅したとしても、
何とも感じないだけとなるだろう。
終わりに
私には、霊感も特別な力もありません。
書籍を読み進めるうちに、
「魂は続く」の考えを持ち、生ききることで
自分に偽りなく、自分らしさを
全うする事ができるような気がしています。
私の周りにいる仲間は、
子どもたちの為に、
真っ直ぐに向き合っている方ばかりです。
そんな仲間と、今日も一緒に
過ごせる私は、幸せ者だと思います^_^
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
〜こみゅばんばん〜
コメント