今日から少しずつ、アドラー心理学について
学んだ知識・情報をアウトプットしていきたいと
思います。
アドラー心理学は、「知性の心理学」とも呼ばれ、
「人は誰でも幸福になれる」という前提に
基づいた、実践的な心理学です。
本日は、その創始者である「アドラーとは?」
というテーマで、簡単にまとめてみました。
アドラーとは?
アドラー心理学を創始したのは、
オーストリア出身の精神科医・心理学者である
アルフレッド・アドラー(Alfred Adler、1870-1937年)です。
アドラーは、フロイトやユングと並ぶ
心理学三大巨匠の1人で、人の心と体は
繋がっていて分割できないとし
心と体は一体であるという全体論を重視した
個人心理学を確立しました。
アドラー心理学の基本的な考え方
1. 目的論(未来志向)
・「過去の原因」ではなく「未来の目的」に
焦点を当てます。
・「人は過去のトラウマによって行動が
決まるのではない。
現在の目的を達成するために、
過去の経験に意味づけをして
行動を選択している」と考えます。
・「人生は変えられる」という
メッセージにつながる考え方です。
2. 対人関係論(社会性)
・人間は社会の中に組み込まれた存在であり、
「すべての悩みは対人関係の悩みである」
と説きます。
・人生の目標は
「所属(居場所があること)」
「貢献」
「信頼」であり、
他者との関係性の中で
いかに生きるかに重点を置いています。
3. 共同体感覚
・アドラー心理学が、最終的に目指す
究極の目標です。
・「自分は共同体の一員であり、仲間である」
と感じる感覚で、他者に関心を持ち、
貢献しようとする意識を指します。
・これが健全に育まれることで、
人は幸福に生きられると考えます。
4. 課題の分離
・健全な人間関係を築くための重要な考え方です。
・「これは誰の課題なのか?」という視点から、
自分の課題と他者の課題を明確に切り分けます。
・他者の課題に過剰に介入したり、
自分の課題を他者に押し付けたり
することを避けることで、
人間関係のトラブルを解消します。
最後に
アルフレッド・アドラーは、
過去の原因に縛られず、
目的を持って未来を切り開く勇気を人々に与え、
対人関係の改善と幸福な生き方を
探求するための実践的なヒントを
体系化した人物です。
普段の子育てや発達支援・
仲間やご家族様との関係作りに
役立つ情報が詰まっています。
少しずつ、
できることから、
進めていきたいと思います。
今日も最後までお読み頂き
ありがとうございました。
〜こみゅばんばん〜


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