スタンフォード大学校長の星友啓氏が、
「自己肯定感を高める方法」を解説していました。
そのまとめと気づきのアウトプットです!
自己肯定感とは
そもそも、「自己肯定感とは何でしょう?」
心理学的には、
「自己肯定感が高い」=ありのままの自分を
全て受け入れられることを言います。
「◯◯ができる!」=自己肯定感が高い
わけではありませんので、ご注意ください。
ゆえに、成功体験を積み重ねることで
自己肯定感を上げるということではないのです。
「◯◯ができたから」と、褒めたりご褒美を与えていると
「自ら学びたい!」という内発的動機付けが
薄まってしまいます。
ポイントは、
ネガティブな自分にも向き合うこと。
ありのままの自分を受け入れるというのは、
ネガティブな自分も受け入れるということ。
ネガティブな思いは良くない事と
なかったかのように蓋をされがちです。
しかし、このように蓋をして見過ごすことで、
逆にネガティブが増大し、鬱や不安症など
心のストレスを増大してしまう事が
わかっています。
この方法は大人でも、子どもでも同じで
ネガティブな出来事に対し、
辛かったね、悲しかったねと
認めて受け入れることで、
消化されていきます。
星校長は、他にも、以下の
自己肯定感の高め方を紹介しています。
親切ワーク
小さな頃から、子供に親切をさせることの
重要性を言われます。
「心の3大欲求」には、以下の3つがあります。
① 繋がり
② 有能感(できる感)
③ 自発性(自分から感)
これら3つを満たすことで、人の心は
ハッピー感を感じられる仕組みとなっています。
親切にするという内容も
大きな出来事に限らず
ささやかなことで大丈夫です。
例)ゴミを拾った
例)落とし物を拾って届けた
例)手伝いをした
例)「ありがとう」を伝えた
例)物を譲ったetc
星友啓氏は、週に1回
① 親切の日を設定する
② 人のためになることを5つする
③ 夜寝る前に、何をやったかチェックする
という「親切ワーク」をお勧めしています。
人は、与えられることでハッピーを味わえると
思いがちですが、実は、与える行為こそ
ハッピー感が得られるのです!
さいごに
他人と良好な人間関係を築くには、
自分自身との関係が鍵となります。
まずは、自分自身と良好な関係を築くこと!
自分と良好な関係を築くということは、
ありのままの自分を受け入れること。
つまり、自分のことを受け入れる事が
できるようになる事で、人は、他者を
受け入れられるようになるのです。
自分が感じていることを受容すること、
特に不安や孤独や辛い、ガッカリなどの
ネガティブな感情に対し、良い・悪いと
ジャッジするのではなく、
ありのままに感じて味わうことで
自分を癒すことにつながります。
相手を変えようとするのではなく、
相手の感情を受け止める事ができるようになると
他人と豊かな情緒的交流ができるようになるのです。
自分のことを理解して応援してくれる人が
自分自身の中にいる事が分かると、
安心して過ごす事ができます。
どうぞ、自分自身の感情を大切にして、
悲しかったね。辛かったよね。
などの声かけを行い、癒してあげてください。
そうすることで、自分の事を
信じる事ができるようなります。
自分のことを信じる事ができるようになると、
他人も信じる事ができるようになります。
思い通りにいかないでき事は、
自分をイライラさせたり、落ち込ませたり
しがちですが、そんな時こそ
自分の感情を大切にしてあげてください。
それが、大事なのですから。
今日も最後までお読み頂き
ありがとうございました。
〜こみゅばんばん〜
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