チャイルドフットラボにて、就学の為の
研修を受けました。
以前にも、就学相談に関する情報を
「就学相談の仕組み」にてご紹介してますが、
更なる情報が得られたので、そのまとめです。
フリースクール?
文部科学省は、令和5年度に調査した
「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の
諸課題に関する調査結果概要」を
令和6年10月に報告しています。
そこでは、小中学生の不登校児童者数が
過去最多の34.6万人になったことが
報告されています。
これまでの教育は、「右向け右」の号令に従う
従順な子どもたちを育ててきました。
昭和の熱血サラリーマン思考重視の
日本文化では、しっくりいったその仕組みが
時代に流れに沿って、
崩壊しつつあります。AIが浸透する中で、
社会に解き放たれると、
指示待ち人間では、うまく
溶け込みづらい現状が浮き彫りになりつつあります。
現在の教育にそぐわない子どもたちの為に、
フリースクールや放課後デイサービスなど、
過ごせる場所も増えてきています。
その子がその子らしく、あられるように。
どんな子どもにも、安心できる
学びの環境を。
そのような願いを込めて
学びの場所は、徐々に、広がりを見せています。
その1例として、東京都立南大沢学園などの
学校紹介もありました。
南大沢学園のように多岐に渡り、
支援が充実している学校は地方では、
なかなか難しいようですが、
子どもの個性を尊重し、
否定されない空間が増えてくれたらと
一支援者として願っている次第です。
合理的配慮
合理的配慮とは、
障害を持つ子どもたちが、他の子ども
たちと同じように、学ぶ機会を得られるように、
必要な支援や環境調整を行うことを言います。
つまり、
「その子どもにとって学びやすい
環境を整えること」です。
ポイントは、
子ども一人一人の特性やニーズに応じて、
個別に考えられるものであり、
無理のない範囲で、学校や
教師が対応することです。
就学支援シート
就学支援シートは、
就学に際して、先生方に、子どもの
特性を理解してもらう為に、
まとめられたシートです。
藤原先生は、なかでも
活用しやすいと言われています。
私が担当している保護者様にも、
年中の時にも、記載頂きましたが、
まとめていく中で、「子どもの良い気づきになった」と
コメントを頂くことがありました。
学校側に伝える為の目的もありますが、
実は、保護者様が我が子の
発達特性に気づき整理できる機会に
お勧めのシートなのだと思いました。
東大阪市の、就学サポートシートは
どなたにでもご活用頂けるシートになっています。
ご入用の方は、青く表示された
東大阪市の就学サポートシートを
お試しくださいませ。
さいごに
就学相談にて検査などを受けると、
我が子の結果が気になるのは当然です。
常々、保護者様にお伝えしているのは、
様々な事が
できるに越したことはないけれど、
色々な事ができてもできなくても、
「愛される子どもにしたい。」
その一言に一緒にうんうんと
首を縦に振って頂いております。
そのような心持ちを共感できる
信頼関係が築けるように、少しずつ
進んでいけたらと思います。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
〜こみゅばんばん〜
コメント