『ふさわしい自分になる』

ふさわしい自分 学び

 野口嘉則先生第11回目のオンライン塾テーマは、

年齢を重ねるほどに、人間力が高まる生き方』です。

人間力とは?

野口嘉則先生は、 

「自分」に相応するふさわしい人となる為に

人間力を備えることの重要性を言われます。

「7つの習慣」の著者、R.コビー氏も

人は、自らの人格にふさわしい結果を

手にすることになる。と述べています。

そもそも「人間力」とは?

人間として幸せに生きていくための基礎的な力

のことを示しています。

その基礎的な力は、

① 人間性や人格といった根幹(本質)

② 才能や技能といった枝葉(属性)から

成り立っています。

①の人間性や ②の才能・技能

どちらもバランスよく

育てていけると良いのですが、

最近の風潮としては、

②の才能や技能などのハウツーばかりを

重視する傾向に偏りが見られ

その人にあったふさわしい自分

たどり着きづらい状況となっているようです。

人徳>才能⇨君子

才能よりも人徳がある場合、君子と呼ばれ

人徳<才能⇨小人

人徳よりも、才能が・技術がある場合、小人とみなされます。

つまり、

人徳よりも、才能・知識・技術があり過ぎると、

才能あるがゆえに、謙虚さを見失い、人を見下すようになる。

そういう意味でも、人間は、本来

才能・技能よりもまず、しっかりとした

人徳を根に生やす必要があるわけです。

人間力・人徳を高め続ける為に、大切なこと

① 成長する事を人生の目的にする

「努力すれば成功する事は約束されてはいないが、

努力することで、成長は保証される。」

上手くいくかどうかではなく、

自分をどこまで磨き上げられるかが大事。

成長していないリーダーから

部下は育たない

子育ても同じ。

学び続け成長している親から

子どもも学んでいく。

② モデルとなる人物を見つける

「真似ぶは、学ぶ」

人は、尊敬する人に似てくる。

そういう意味でも、自分が目指したい人を

見つけ、少しずつ学んで欲しい。

特に、才能やスキルにこだわらず

人格面を重視して欲しい。

(実際に存在した人物や過去に存在した人物に限ります)

③ 人格を高める為の学びと実践を続ける

自分の根幹を揺るがない強固なものにする為にも

人格を高める学びを継続する事が大切です。

・人間性を高める為に、日々何をしていますか?

・人間性を高める為に、何に時間を投資していますか?

・人間性を高める為に何を学び、何を実践していますか?

毎日、この問いに答え、少しずつでも

前進できると、思考や目の前の現実は変わってきます。

さいごに

 知識やスキルも、もちろん大事だけれど、

それよりも大事にしておいた方がよい

根幹となる「人徳」を優先に、

という話を聞き、腑に落ちました。

私が慕っている藤原里美先生も

「マインドチェンジでうまくいく!」の

書籍や研修会で、

「子どもを1ミリも変えない」という

温かなマインドを持った大人が周りにいれば

子どもは健やかに育っていく!と

口酸っぱく言われています。

少し前に、「メンタルばかり重視しても、

やわな人間になるのでは?」 という

ご指摘を頂き、「そうかなぁ?」と

思っていた矢先だったので。

今回の受講内容は

「今のまま進んでいいよ。」と

背中を後押してくれているように

感じました。

「人生は、正解のない問いを一生

問い続け、考えていく事が大切である。」

(田坂広志氏より)

という名言にある通り、

日々、正解を探し続け

周囲の子どもや保護者様たちの

心を楽にできればと思います。

今日も、最後までお読み頂き、

ありがとうございました。

〜こみゅばんばんより〜

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